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レーザー治療

東京女子医科大学 形成外科

対象疾患は大きく保険診療と自費診療に分かれ、保険診療については広範囲の方の場合全身麻酔下での治療も行っています。未成年者の方の治療には保護者の方の同席が必須です。

1. 保険診療

小児から成人まで治療を行っています。

1-1  色素レーザー(V Beam Ⅱ®)

主な目的:イチゴ状血管腫、単純性血管腫、毛細血管拡張症の改善

赤みを伴う疾患に対して治療を行っています。

それぞれの症例に合わせて無麻酔や局所麻酔、全身麻酔の適応を検討します。病変が広範囲で全身麻酔が適応となる場合は主に日帰りで麻酔科管理のもと治療を行います。乳児のイチゴ状血管腫ではレーザー治療のみでは効果が不十分な場合、小児科とも連携して内服薬(へマンジオルシロップ®)を導入する場合もあります。

東京女子医科大学 形成外科 V-Beam-Ⅱ

1-2  Qスイッチルビー・アレキサンドライトレーザー (Ruby Z1®、ALEXLAZER®)

主な目的:異所性蒙古斑、太田母斑、扁平母斑、外傷性色素沈着の改善

小児から成人まで、青あざ(異所性蒙古斑、太田母斑)や茶あざ(扁平母斑)、怪我の後に生じた色素斑(外傷性色素沈着)に対して治療を行っています。それぞれの症例に合わせて無麻酔や局所麻酔、全身麻酔の適応を検討します。病変が広範囲で全身麻酔が適応となる場合は主に日帰りで麻酔科管理のもと治療を行います。

東京女子医科大学 形成外科 Ruby Z1
2. 自費診療

主に成人に対して治療を行っています。

2-1  色素レーザー (V Beam Ⅱ®)

主な目的:赤ら顔、尋常性ざ瘡後の色素の残存などの改善

赤ら顔や尋常性ざ瘡の後に色素が残存した場合の治療を行っています。

東京女子医科大学 形成外科 V-Beam-Ⅱ

2-2  Qスイッチルビーレーザー (Ruby Z1®)

主な目的:老人性色素斑(いわゆるシミ)、脂漏性角化症などの改善

シミや厚みの少ない脂漏性角化症などに対してレーザー治療を行っています。

東京女子医科大学 形成外科 Ruby Z1

2-3  CO2フラクショナルレーザー (フラクセル®)

主な目的:面状の瘢痕(傷跡)などの消失

ざ瘡や外傷後の傷跡に対してフラクショナルレーザーによる治療を行っています。

傷跡を完全に消失させることはできませんが、できる限り目立たなくなるようにレーザー照射を行います。

東京女子医科大学 形成外科 フラクセル

2-4  CO2レーザー (ENCORE®)

主な目的:ほくろ、脂漏性角化症などの除去

主に顔面のほくろや、Qスイッチルビーレーザーでは対応できない厚みのある脂漏性角化症に対してCO2レーザーで削り取る治療を行っています。特にほくろは再発が多いため、複数回の治療を行う場合もあります。

東京女子医科大学 形成外科 ENCORE

2-5  脱毛レーザー(Gentle Lase®)

主な目的:各種脱毛

体の各部位のレーザー脱毛を行っています。

1回の治療では一部の毛根のみしか効果がないため、部位により複数回の治療が必要です。

東京女子医科大学 形成外科 Gentle-Lase
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