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助教
仲本 寛
卒業大学:琉球大学
多様性の中で興 味を見つけ深めていける
私がはじめて形成外科を知ったのは、医学生時代の耳鼻科の実習でした。当時、私の母校には形成外科学教室がなく、耳鼻科が再建チームを担っていました。顔が部分的に失われた患者さんを、血管吻合などの繊細な技術で修復していく姿に強い衝撃と感動を覚えました。
“失われた状態”を組織移植により修復する再建手術には、他の診療科にはない創造性があり、まさに、科学と芸術の両面を併せ持つ学問であると思っています。
形成外科は、頭頚部再建や顔面外傷、難治性潰瘍、先天異常、さらには美容外科まで、幅広い分野を包含しています。その多様性の中で、自分の興味や強みを見つけ、深めていけることがこの診療科の最大の魅力だと思います。
また私自身、専門医取得後に、海外留学の機会をいただきました。留学先では、創傷治癒や再生医療といった基礎研究にも触れ、形成外科の可能性を科学的な視点から探究することの面白さを実感しました。帰局後は、臨床経験を積み重ねながら、基礎研究にも携わりたいと考えています。
当教室は、臨床・研究・教育のいずれにおいても挑戦を歓迎し、それぞれのキャリアを丁寧に支えてくれる温かい環境があります。形成外科の奥深さと楽しさをぜひ一緒に体験しながら、共に成長していきましょう。
※掲載スタッフの役職・仕事内容などは、2025年時の情報です。
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